手続きに一般的にかかる費用

遺産分割は、一度確定してしまえばその内容を変えることは実質的にほぼできない性質のものです。ですから弁護士に頼んで適正に処理したいものですが、相談したとある弁護士に、「着手金80万円、成功報酬は得た遺産の1%」などと言われた場合、大雑把で本当に適正な費用なのかわからない場合があります。これでは相場だから、と言われても不安になる人がいるのは当然ではないでしょうか。では、詳細に項目ごとに実費と報酬を記載している例がありましたので紹介します。
まず「遺産分割協議書作成」では報酬が遺産の評価額の0.1%、実費なしです。次に「遺産分割調停に関する書類の作成」では報酬が遺産の評価額の0.5%で別途成功報酬が1%、実費として収入印紙1200円、切手代数千円、遺産の鑑定が必要な場合はその実費がかかります。「遺産分割審判に関する書類の作成」では報酬が遺産の評価額の01%で別途成功報酬が2%、実費は「遺産分割調停に関する書類の作成」と同様です。
最初に書いたような大雑把な(わかりやすくはありますが)説明と、例のように何にどれくらいの報酬と実費であるのか事細かにわかるのとでは、あなたはどちらを信頼に足る弁護士だと考えるでしょうか。

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